NY個展旅3日目「ワイン飲んでも英語力は変わりません」
今日もあまり眠れなかった。早起き。たぶん時差ぼけだと思うけどね・・・
搬入が午後からなので午前中はICP(International Center Of Photography)に行こうと思う。10時の開館にあわせて向かう。
写真はあまり心にヒットしなかったけど、写真を飾るにはどうしたらいいか学べたのは良かった。(えっそれだけ・・・?それだけです。)写真集もたくさん販売していだけど、並び方もバラバラ・・・探しにくい。
ブロードウェイを散歩して、ホテルで搬入まで2時間ほど昼寝。
その後ギャラリーに向かい設置を行う。
今日はディレクターのアリサさんもいたので昨日僕が言った事に対して色々説明してくれた。
昨日の段取りが悪いのはいやだったけど、今日の説明には納得できた。
設置の備品もすべてそろったので設置開始。イメージしていたのとはちょっと違う設置になったけど初めての個展だ、まずまずだと思う。
この日のために料金やエディションについてはかなり考えてきた。NYで写真が売れたという実績を残すためのギリギリのライン。自分としても賭けだった。ディレクターにその話をして納得していただいた。
レセプションまであと少し、時間はないがギリギリまで準備をした。英語が少ししか出来ないと話したので、今回は特別に通訳の人をつけてくれた。
レセプション開始、19時を過ぎても誰も来ない、さすがに不安になったがちらほらと人が来る・・・ネイティブだ・・・当たり前だけど。
今回のアーティスト Takashi Oguraですと紹介をされる。矢継ぎ早に英語で質問される。答えられるものには答えてそれ以外は通訳。
通訳してくれるスタッフも他の仕事と掛け持ちなので常に僕のそばにいるわけではない。そんなの関係なしに質問は飛んでくる・・・緊張してしまうからといつも飲まないワインをハイペースで飲んだ。でも英語力は変わらなかった。
入れ替わりたち代わりで30名ほどの人が来てくれたと思う。みんな美しい、すばらしい、と感嘆の声を上げてくれた。
写真家で弁護士でもあるMarius Shanzer氏。僕の写真を気に入ってくれて自分のコレクションにすると2作品購入していただいた。うれしかった。まさか自分の作品が売れる何て・・・
これにはこれからの僕を応援する意味もあるんだと思った。
アルコールで顔を真っ赤にしながら写真を説明をする。さまざまな国の人がさまざまな言葉で会話をしていた。熱心に説明・翻訳してくれるスタッフ。しっかり売り込みしてくれるディレクター。
昨日切れたことに後悔した。
レセプションは予定時刻を1時間超え11時に終了。ほろ酔いのまま地下鉄へ・・・
あれ・・・Bラインが来ない。待っても待っても・・・
あとで分かったけど深夜はDラインに乗るらしい。酔ってるから適当に乗った列車が7AVについた・・・よかった迷子にならなくて。
今日も倒れるように眠る。でも気分は昨日と違うんだ。